ポケモン初心者のための調整の話。
こんにちは。N少年と申します。
この記事は「やっと1600いったよ~」とか、「1700、1800目指すぞ!」くらいの人に向けて書いた記事となります。ご注意を。
※調整とは(念のため知らない人がいたら)
例えば、耐久に努力値を振っていないボーマンダでは命のたまを持ったカプ・コケコのめざめるパワー氷で乱数(それも50%以上)で倒されてしまいます。しかし、HPに180努力値を回すと、これを耐えることが出来ます。このように努力値を振り切らずに「何かを耐える」や「何かを倒せる」ようになるまで努力値を振ることを調整と言います。
では本題に。
まず、個人的な意見としては「初心者に調整はいらない」と私は考えています。
調整をするということはすなわちそこにあった数値を削るということであり、強みを作ることである反面、弱みを作ることでもあります。そんなリスクを背負わなくてもまだ上には行けるはずです。
それに、本来勝てないはずのポケモンに対して勝てるような調整をしたポケモンを使っていると、調整していない立ち回りではありえない行動をしてしまい、相手に「これはそういう調整をしてあるのかな?」と気取られてしまう可能性もあります。そうすると弱みにつけ込まれて負けてしまうでしょう。
私の最高レートは1815ですが、現にそれを達成したPTはHP奇数調整*以外全て努力値は振り切っています。
ですがこれは調整の記事なので、どんな調整ならすべき、した方がいいのかについてお話しします。
※HP奇数調整とは
ポケモンのダメージ計算式のシステム上抜群の攻撃を受けたときには絶対偶数ダメージになるなどの理由から振り切ったときにHPが偶数になってしまうなら8削ってBDに4づつ振るなどして奇数にした方がいい。らしい。
調整の目的
調整をする目的というのは大まかに2つあります。
①現状では勝てない相手に勝てるようにするため。
魅力的な耐久調整はこれでしょう。HDカバルドンや一時期話題になったHDマンダはこの部類です。
②現状持っている役割を安定させるため。
実は地味に大事なのはこちら。特にサイクルパで、有利ではあるんだけど押し負けがち…といった時に行います。良く構築記事に書かれている「ステロ+○○2回を耐える」などがこれです。
①に分類される調整は推奨しません。なぜならその殆どがそのポケモン本来の強みを犠牲にして成り立っているからです。そのポケモンのパワーが落ちて、結果的に勝てない相手の方が増える、なんてこともザラです。これをちゃんと扱うのはもう上級者の領分です。
まずは②の方から考えるのが無難でしょう。
では次に、初心者でもポケモンの本来のパワーを失いづらく、やっても問題ないであろう調整について。
①HP奇数調整
冒頭に紹介した私のPTでもやっているものですね。H252A252S4などの振り方であれば、H244A252B4D4S4とすることで大体は物理耐久も特殊耐久も上昇します。もちろんこうすると偶数になってしまう場合は計算式上不利になるのでやらないほうがよいでしょう。
もちろん回復実などを持っている場合は別ですよ!
②S調整
調整の第一歩。例えばスカーフランドロスは、同じスカーフランドロスを意識しない限り、Sに252も振る必要は恐らくありません(考察した結果意識する相手がそのSラインにいる可能性はありますが)。なら、ここで抜きたいラインを決めてそこまで振って残りはHPにでも回したほうが勝てる相手が増えそうですね(今はまだHPに振ることで勝てる相手について具体的に考える必要はありません)。
とりあえずここまで。耐久調整については私自身うまくいっておらず16付近を迷走してるのでたぶん次の記事は上がらないでしょう。
結論として、調整の基本は「いらないところから努力値をもってきて勝率が上がりそうなところに振る」ということです!まずはS調整から入ってこの感覚を身につけてみましょう!それでは
Let's enjoy ポケモンライフ!
疑問・不満・討論などありましたらN少年まで気兼ねなくどうぞ。