ドローソースの評価軸
今回はTCG(主にポケカ)におけるドローソースの評価の話をしたいと思います。
私が普段使っている評価軸は大きいもので2つです。まずはこの2つの紹介から。
・ハンドアド
そのカードを使うことで手札が何枚増えるか。たぶんカードゲーマーならみんな使っている指標だと思います。例えばマーマネは手札から捨てるカード2枚とマーマネ自身が減って4ドローなので4-2-1で1アド。手札がシロナのみのときにシロナを使うと1枚から6枚なので5アド。使ったカードが減るのに注意です。
・捲れる枚数
そのカードを使うことで何枚のカードにアクセスできるか。通常時リーリエとシロナのハンドアドが同じなのにシロナが重宝される理由です。マーマネは4枚捲れます。サーチカードはデッキの対象カードの枚数分捲れるといってもいい・・・のかもしれない。
・2つの軸の違い
この2つの軸には明確な使い分けがあります。ハンドアドは手札でできることを増やす能力。枚数が増えればできることが増えます。捲れる枚数は、特定の解決札を引く能力。多くのカードにアクセスできれば当然解決札を引く確率は上がります。
ゲームによって変わりますが他にも評価軸はあります。サポ権を使うか否かや、ハンドをキープできるか、コストがどれだけかかるかなど。ダートじてんしゃはサポ権を使わない0アド2枚めくれるドロソということになります。
・なぜ今この評価軸なのか
ポケモンカードはXYがスタン落ちすることによって環境が大きく変わります。今までは最大6アドで7枚めくれる最強サポートプラターヌがありました。ハンドアドでこれに勝ち得るのは初ターンリーリエだけ、枚数ではハンド2枚以下の初ターンリーリエとカスミのやる気だけ(たぶん)でした。リーリエは初ターン以外は比べるまでもなく弱いので採用されることはほとんどなく、とりあえずプラターヌを突っ込んでおけばよかったのです。でも今はそうではなく、パワーの低い(ターヌに比べれば)カード群からより有用なカードを選択していかなければいけません。
・ドロソ評価
シロナ
アド:6-手札枚数
捲:6-ε枚(戻したカードを引く可能性があるため)
その他:ハンドキープできない
リーリエ
アド:6-手札枚数(8-手札枚数)
捲:7-手札枚数(9-手札枚数)
かんこうきゃく
アド::5-手札枚数
捲:5~5-手札枚数
その他:ハンドの範囲内で墓地を肥やせる
ハウ
アド:2
捲:3
アド:1
捲:4
墓地を2枚肥やせる
まあカタログスペック上はシロナが一番強いんですよね。
おしまい。